久保田恵子 トルコ

☆プロフィール☆

名前:久保田恵子 

留学先の大学:アンカラ大学(交換)

学部: 文学部人間学科4年

出身:埼玉県

誕生年: 1988年

趣味:テニス

好きな言葉:花よ咲け。何も咲かないそんな日は下へ下へと根を伸ばせ。

尊敬する人:両親

― 留学に行こうと思ったきっかけは?

創価大学に入学する前、どうしてもやりたかったことは、海外に出て自分の視野を広げるということ。その思いもあって、2年時にはインドのマザーテレサ施設で5日間のボランティアをしてきました。経済的に豊かとはいえないものの、エネルギッシュで人間味あるインドの人々が大好きになり、人々と外国語でコミュニケーションをとることが楽しいと思い始め、長期の留学を考えるようになりました。せっかく留学をするのであれば、自分のイメージからは一番遠いような国で学びたい、自分をアピールできるようなおもしろそうな語学を学びたい、との理由に加え、以前から興味のあった民族問題について、実際に人々に会って語り合いたいということから、2年生から授業でとっていたトルコ語で、アンカラ大学を受験することに決めました。①トルコ語での成果を残すこと、②友達を100人以上作ること、③民族問題について親しくなった友達と語りあうことの3つを目標に掲げました。

―トルコの魅力を教えて!

トルコは、地理的な重要性から「文明の十字路」と呼ばれています。地図をみていただくと分かると思うのですが、トルコはアジア大陸とヨーロッパ大陸をちょうどつなぐ位置にあり、東洋と西洋の文明が交錯する国と言われています。東洋から来た人々はトルコに西洋的な雰囲気を感じ、西洋から来た人々は東洋を感じるとされます。

日本の約2倍の国土面積に2分の1の人口7400万人が生活しています。人口の約半分が25歳以下の若者という、大変エネルギッシュな国です。

― 大変だったことは?

大学の講義で教わっていたゆっくりとしたトルコ語と、現地のトルコ人が実際に話すトルコ語のギャップが驚くほど違い、全くコミュニケーションがとれませんでした。留学早々、悔しさを味わいながらも、この留学期間で絶対にトルコ語をペラペラになるまで話してみせると決意しました。

10月から、語学学校の授業が始まりました。トルコ語を早く習得したかったので、①アンカラ大学の日本語学科に所属する学生と積極的にコミュニケーションをとり、友達を作り、生きたトルコ語を学ぶ。②寮の部屋では、常にテレビをつけておき、リスニングの練習をする、③語学学校のクラスでは1番発言するなどという努力を続けました。

勉強しているにも関わらず、なかなか上達しない自分自身にいらだちを感じたり、自分の話すトルコ語に自信がなくなってしまったりすることもありましたが、少しでも流暢に、考えを伝えたい、友達が話していることを聞きたいという気持ちで、最後まであきらめず勉強し抜くことができました。

その結果、初級のクラスからトルコ語を学んだ私が、最終的に語学学校を卒業することができました。これは、トルコの大学に入学でき、企業でも働けるトルコ語能力を意味します。

― 他の目標はどうでしたか?

2つ目の、友達を100人以上つくるという目標についてですが、トルコ人をはじめ、ヨーロッパ、ロシア、中央アジア、アフリカ、東アジア、東南アジアという世界中からの留学生とも友達になることができ、100人以上の友達を作ることもできました。帰国した今も、仲良くなった友達と連絡を取り合っています。

最後の目標であるトルコが抱えている民族問題について、クラスのメンバーで話し合えたことも、良い思い出となりました。トルコ国内の民族問題とその問題へのトルコ政府への批判は、西洋から批判される材料になっていますが、トルコ語を教えてくれている先生は、「トルコでは昔から異なる民族の人々が、宗教や人種の差異がありながらも、同じ国の中で一緒に住んでいた。今、異なる民族の人々が住んでいることによって、衝突が起こっている地域はあるけれど、衝突が起こっている地域はごく一部であり、異なる人種の人々が衝突なく生きている地域の方が多い」ということを教えてくれたのです。私も旅行に行って同じことを感じていました。実際に一部の間で衝突は続いており、問題の折り合いをつけることがトルコにとっての課題であるのでしょうが、問題を、国を批判する対象物として見るのではなく、なんとか問題の折り合いをつける努力をするトルコの側も認めるべきなのではないかということを感じました。

―最後にこれからの抱負をお願い!

留学をさせていただいたという恩を、これから後輩に還元することや、進路を開いていくことがこれからの私の課題です。2ケ国語を制覇すべく、現在はビジネスイングリッシュの資格であるTOEICの勉強や、企業での職業体験であるインターンシップに取り組んでいます