シンガポール 楠正子 

 ☆プロフィール☆

名前:楠正子 (写真右側)

留学先:南洋理工大学(シンガポール/私費留学)
生まれた年:1989年
出身:石川県

好きな言葉: Where there is will, there is way. 意志あるところに、常に道あり。

尊敬する人:両親

大手IT企業&大手コンサルティング企業に内定!

ー 留学のきっかけは何?

グローバルリーダーカレッジの先輩やIP生と関わる中、周囲に留学経験者の方が多くいらっしゃいました。留学を経験した先輩の人柄がまるっきり変わっている人もいて、留学で人間性の引き出しも増やせるんだな、と実感できました。そこで以前から漠然と憧れがあったのと、自分を変えたいとの思いで留学に興味を持ちました。また、英語に対する苦手意識があって、ここで克服しないと社会に出て困るだろうと考えたのも理由のひとつです。

ー 何故その国に?

3年の春休みにグローバルプログラムに参加して、2週間でシンガポール、マレーシア、中国の3カ国を訪問しました。中でもシンガポールは途上国かと思っていましたが、実際はすごく発展しているところでした。教育のレベル高さ、治安の良さ、物価の安さという点でもすごく暮らしやすい場所だと感じました。また、色々な国籍の人と知り合えるのも魅力の一つです。

 

ー どんな国でだった?

都心部は綺麗です。新宿以上に高層ビルが多く立ち並んでいます。ただ、都心から離れると田舎の風景も広がっていますが、とにかく住みやすい町で、日本人は一生住み続けられそうだなと思いました。

ー その中で印象的な出会いは?

創立者を尊敬する団体の方との出会いです。その方たちとお昼会を開いていて、ご飯を食べながら対話をしていました。現地に行ったばかりで会話についていけない私に親身になって接してくれた女の子がいて、そのこと親友になれました。ちょっと過保護なくらいに優しくて、いつも味方でいてくれました。何回もご飯を食べに行ったり、悩みやこれまでのことを共有したりしました。ただ、その中でも語学の壁があって、これだけ面倒見てくれた人にも頑張った姿で返したいと思えました。

 

ー 日本とその国の違いは?

性格はとても率直で、日本とは違い、思ったことを包み隠さず言う習慣があります。

社会制度で言えば、教育レベルが高い分、毎年1割の学生しか大学に入れないという現状がありました。9割の大学にいけない学生はポリテクニックという実学を中心に学ぶ高等教育機関や海外の大学に行くしかありません。学歴社会なので、いい学校に行けないため、将来に不安を持つ人も少なくありません。

ー 一番大変だったことは?

やはり語学習得です。最初は英語が本当にできなくて、現地の言葉を聞き取ることができませんでした。ホームステイ先のおばさんの言うことも分からず、会話が成り立たない状況が2ヶ月続き、とても不安でした

私も人と比べてしまうところがあって、交換留学で自分より早く来ている創大生に劣等感を感じてしまいました。しかし、そこにいた創大の先輩が、自身の苦労した体験を交え、何のために留学に来たのか、語学ができないからこそ来たはずだ!と言って励ましてくれました。そこで、できないからこそやるんだ!なんでもがんばろう!と決心できて、間違えることを恐れずどんどん英語を使うようになりました

 

ー 留学中取り組んだことは?

特に頑張ったのは3ヶ月間のインターンシップです。不景気ですし、専門もなく、英語も現地の方には及ばないということから、探すのは大変でした。現地で1ヶ月くらい探し続け、日系人材会社にメールを送った中、一件が条件に合いました。そこで英語・日本語の面接を受け、社長の許可を頂いた後、一般事務としてその人材会社に直接雇ってもらいました。日本人の部署でしたが、ワンフロアに全社員いるので、韓国、フランス等様々な国籍の人がいました。その内2割が日本人という割合です。そこでは電話対応や資料の打ち込みを担当していました。電話してくるお客様はアメリカ・インド・シンガポール・中国等様々で、訛りを聞く練習にもなりましたし、ビジネス英語を学べました。また、あえて友達と電話で練習をすることもありましたね。

 

 

ー 留学中、どのようにしてモチベーションを維持した?

創立者の言葉です。新聞の内容を知人に送ってもらう中、創立者のメッセージを拝見していました。今の境遇をわかっていらっしゃるのでは、と思えるほど自信の境遇にぴったりのものもあり、すごく励まされていました。苦しかったからこそ指導が心に染みて、創立者を求めている自分がいることに気づきました。そこから起点となり、もっと創立者の考えを学び、実践していこうと思えました。

ー 留学経験を進路にどのように活かせる?

英語で頑張っていたということもあり、インターンシップの体験は面接でも話すことができました。また、シンガポールにいった理由は良く聞かれて、シンガと日本の違いという点にも言及されることが多くありました。そこでは、シンガポールでの出会いに付いて話すようにしていました

あとは、進路に直接は関わりませんでしたが、周囲の日本のものに対する評価から、日本のモノのすごさを感じました。メーカーとして日本の優れた製品を外に出す仕事も魅力的だと思えました。

ー 留学中、どのように就職活動の対策をした?

私は留学前から就活のプランを立てて、留学後はSPIの対策に手を付けたり、現地で働いている方にOB訪問をしたりしました。現地でのOB座談会などもあり通信会社・郵便会社等、バラバラの業界だからこそ聞いていて面白かったですね。また、OBの方にはどういうところに向いているか教えてもらったり、夢の実現プランについて相談したりしました。私の帰国は早かったので余裕がありましたが、帰国がギリギリの人は事前の準備が重要だと思います

ー 帰国後の就職活動の流れは?

11月からコンサル会社や外資系金融業界に向けて、ESは10月くらいから書き始めました。その時期はまだ内定の決まった友達・先輩に余裕があるので、ESを添削してもらうのに丁度良い時期だったと思います。その間に就活に関する疑問も解消しておきました。そうして就活の対策を年内に済ませておいたので、準備の整った状態で本番に臨んでいけたと思います

ただ、最初は就活から逃げたくてしょうがない時期もありました。でも、本当にすごい先輩がたくさんいらっしゃって、この人たちの期待に応えるためにも頑張りたいと思えました。社会に出て行く中、そういった人脈は後々にも役立つと思います。

ー 留学全体を通して、学んだことはある?

1つは、創価大学を貫く思想に対する確信です。留学で苦労する中この思想の素晴らしさを実感する瞬間があり、お母さんもその成長をすごく喜んでくれました。その点は日本に帰ってからも持続していきたいです。

2つ目は感謝の心です。ホームステイ先の人もすごく優しくしてくれたし、良くしてくれたステーキ屋さん、頂いたお菓子等、すべての人に対して感謝できるようになりました。色々な人に支えられてきていることを実感できたからです。

3つ目として、留学前の私は劣等感が強くあっところが、留学で自信を付けていく中で初めて自分が好きだと思うことができました。これも留学での出会いによって変われたと思います。支えてくれた人たちの期待に応えるため、まず進路を勝ち取り、感謝を示して行きたいと思い行動しました。